Yahoo広告の分析方法と運用のポイント|日別チェック・キーワード精査・入札戦略

Yahoo広告の分析方法と運用のポイント|日別チェック・キーワード精査・入札戦略

今回は、私が日々行っているYahoo広告の分析方法と運用のポイントについてご紹介します。広告運用では、日々の数値を追いながら改善していくことがとても重要です。
Yahoo広告の管理画面とレポート機能を活用することで、キャンペーンの状態を把握しやすくなります。実際に私が行っているチェック方法やレポートの作り方をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

Yahoo広告の分析方法

Yahoo広告では、キャンペーンごとに日割り予算を設定して運用することが多いと思いますが、私はキャンペーン別に日々の動向をチェックしています。日別で確認したデータを、週ごとにスプレッドシートへまとめて集計しています。このようにすることで、

  • Yahoo広告全体の動き
  • キャンペーン別の動向

を同時に把握することができます。

毎週追いかけていると、平均値やトレンドが見えてくるため、上昇傾向なのか、改善が必要なのかといった大枠のヘルスチェックが可能になります。

日別のデータはYahoo広告の管理画面で簡単に確認できます。
また、週別レポートはレポート機能からCSVをダウンロードし、スプレッドシートで管理しています。

日別で確認する際は、管理画面の「分割」機能を使うと便利です。

  • 月別
  • 週別
  • 日別
  • 年別

など、簡単にデータを切り替えて確認できます。
特に期間比較を行う際にとても便利です。
日割り予算

また、日割り予算に対してしっかり予算消化できているかも重要なチェックポイントです。

例えば、

  • 上部インプレッションは獲得できている
  • しかし予算が消化できていない

という場合は、

  • キーワードの幅を広げる(インテントマッチの活用)
  • キーワードを広げたくない場合は他のキャンペーンに予算を回す

といった判断ができます。ではどうやってキーワードを精査するのかを次に解説します。

Yahoo検索広告のキーワード精査の方法

Yahoo検索とGoogle検索では、ユーザー層が少し違うと感じています。どちらが優れているということではなく、ユーザーの特性が異なるため、同じキーワードでも結果が同じにはならないことが多いです。また、Yahoo広告はGoogle広告と比べてCPC(クリック単価)が高騰しやすい傾向があると感じています。例えば同じキーワードに同じコストをかけた場合、

  • Yahoo広告:CPCは高くなりやすいがクリック率が高い
  • Google広告:インプレッションが広く、リーチしやすい

Google広告は認知を広げたいときに向いていると感じています。

今回は、Yahoo広告でどのキーワードがどのマッチタイプで表示されたかを確認するレポートの作り方をご紹介します。

Yahoo広告管理画面 > レポート > テンプレート作成から設定します。

設定項目

  • キーワード
  • 検索クエリー
  • 検索クエリーのマッチタイプ
  • キャンペーン名

数値項目(確認したい指標)

  • インプレッション
  • クリック数
  • クリック率
  • コスト
  • 平均CPC
  • コンバージョン数
  • コンバージョンの価値
  • コンバージョンの価値 / コスト(ROAS)
  • インプレッションにおけるページ上部の割合

インテントマッチを広げないとインプレッションは増えませんが、
その一方で意図しない検索クエリーに表示される可能性もあります。

そのため、このレポートで定期的に確認し、コスト、CV率などをチェックします。それぞれの項目でキーワードを並べ替えをして不要なキーワードを除外することで、無駄な広告費を抑えながら効果を高めることができます

ぜひレポート機能を活用してみてください。

Yahoo広告とGoogle広告の違い

先ほども少し触れましたが、Yahoo広告とGoogle広告は、同じ検索連動型広告ですが、実際に運用しているとユーザー層や広告の動きに違いを感じることがあります。どちらが優れているということではなく、それぞれ特徴があるため、目的に合わせて使い分けることが重要だと思います。私が運用していて感じる主な違いは次の通りです。

  • Yahoo広告:クリック率(CTR)が高く、クリック単価(CPC)が上がりやすい
  • Google広告:インプレッションが広く、より多くのユーザーにリーチしやすい

例えば同じキーワードに同じ広告費をかけた場合でも、結果は同じにならないことが多いです。

Yahoo広告はクリック率が高く、検索意図が比較的はっきりしているユーザーが多い印象があります。一方でGoogle広告は表示回数が多く、幅広いユーザーにリーチできるのが特徴です。

そのため、認知を広げたい場合はGoogle広告、比較的コンバージョンに近いユーザーを取りに行く場合はYahoo広告というように、目的によって運用を調整しています。

同じキーワードを設定しても結果が変わることが多いため、それぞれの媒体の特徴を理解しながら運用することが大切です。

 

Yahoo広告入札戦略について

最後に、入札戦略について少し触れておきます。今回ご紹介した広告の場合、キャンペーンの目的が問い合わせや申し込みの獲得であるため、入札戦略は「コンバージョン数の最大化」を選択しています。また、あえて目標値は設定していません。過去に目標CPAを設定した際、目標値に合わない場合に広告配信が極端に減ってしまった経験があるためです。もし目標値を設定してもインプレッションが大きく落ちないキャンペーンであれば、指定したコンバージョン単価を維持しながら、1日の予算内でできるだけ多くのコンバージョンを獲得できるように、入札価格を自動調整してくれます。その場合は活用することで費用対効果の改善につながると思います。広告の運用状況を見ながら調整してみてください。

何より大切なのは日々のメンテナンスです。広告代理店に任せる方法もありますが、自分の広告費は自分が一番大切に使えるものだと思います。キーワードが本当にユーザーの検索意図に合っているかどうかも、運営している本人が一番よく理解しているはずです。
WEB広告の運用は、どの媒体であっても簡単なものではありません。しかし、日々データを確認しながら改善を続けていくことで、徐々に安定した運用ができるようになります。また、媒体によってユーザー層や広告の結果も異なります。そのため、一つの媒体に偏るのではなく、それぞれの特徴を理解しながら、自社のサービスに合った媒体を見つけていくことが大切だと思います。今回ご紹介した内容が、Yahoo広告を運用する際の参考になれば嬉しいです。